望月智允監督作品の『海がきこえる』が、3月15日より東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で限定上映されることが発表されました。
本作はテレビスペシャルとして制作された作品で、1993年に日本テレビで初放映されました。
その後、テレビ放映されたのは2011年の1度だけで、ジブリ作品としては極端に露出の低い作品です。
今回劇場上映されるのは、非常に貴重な機会です。
アニメーション制作は、当時の若手が中心となっており、監督には外部から望月監督が招へいされました。
作画監督は原作小説の挿絵を担当していた近藤勝也さんが、脚本は現在ではジブリ作品でお馴染みの丹羽圭子(中村香名義)さんが、美術監督は田中直哉さんが担当しています。
制作には「スタジオジブリ若手制作集団」とクレジットされました。