『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』などスタジオジブリ作品をはじめ、美術監督を務めてきた山本二三さんの個展「山本二三展リターンズ」が、7月16日(土)より9月4日(日)まで「神戸ゆかりの美術館」にて開催されます。
宮崎駿作品や、細田守作品などを支えてきた職人の手になる背景画やイメージ画をお楽しみいただけます。
アニメーションは、監督、原画、動画など大勢の専門家が関わって創りあげていくものです。 美術の仕事は、キャラクターの物語を背後で支える存在ですが、本展は、あえてキャラクターを入れないことで、 美術家の果たす役割を紹介します。
本展は2011年に神戸市立博物館を皮切りに全国各地を巡回。神戸展は2度目で、背景画のほか、現場スケッチ、イメージボードなど、未公開作品を含む約220点(前回は180点)が出品されます。
また、今回の開催に合わせて描き下ろした新作「御影公会堂」「文月の神戸」を特別展示します。
日本のアニメーション美術の創造者
「山本二三展 リターンズ」
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~
期間:2016年7月16日(土)~9月4日(日)
時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
場所:神戸ゆかりの美術館
休館:月曜日休館(ただし、7月18日は開館)
料金:一般 900円/大学・高校生 700円/中学・小学生 400円
山本二三背景画集 『時をかける少女』『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『じゃりン子チエ』『火垂るの墓』など、名作アニメの美術監督として活躍してきた著者の背景画の世界が蘇る。どのような意図や技法が駆使されているのか、明かされています。 |