宮崎駿監督、最後の長編アニメーション作品が動き出しています。
宮崎監督自らがメインスタッフに向け、作品説明を行ったと、スタジオジブリの公式サイトで報告されました。
また、新人制作スタッフ募集については、海外からの応募が殺到したことも明かされています。
何度となく引退表明をしている宮崎駿監督ですが、スタジオジブリ公式サイトでは「年齢的に、今度こそ本当に最後の監督作品になるでしょう」と再度の撤回はないことを明示されています。
それと同時に、新作の制作スタッフを募集しており、今年の10月からの3年契約のため、公開は2020年以降になると思われます。
今回、熱風8月号に掲載された「野中くん発 ジブリだより」では、宮崎監督の新作について「本格的に作業に入るべく、先月も書いたように7月頭に社内で引越しを行い、制作系の各部署を新たな場所に配置しました。メインスタッフと制作進行は以前と同じ場所に戻りましたが、他の部署は今回変更があり、新鮮なレイアウトとなりました。7月3日(月)には午前中にメインスタッフに向けて宮崎監督が自ら作品説明を行い、その後、制作部門の新たなスタートということで“開所式”を実施。昼食を第1スタジオのスタッフ他で一緒に頂き、気持ちを新たにしました。この後も徐々にスタッフが増える予定で、さらに制作は本格化していきます」と、順調に新作が動き出していることが報告されています。
また、新人制作スタッフ募集については、海外からの応募が増えていること触れ、「これはやはり、グローバル化の影響があるのでしょう。SNSの発達も関係していそうです。新人募集とは違いますが、三鷹の森ジブリ美術館の来館者もここ数年、海外からのお客さんが本当に増えていて、それと通じるものがあるように思います」。書類選考は、既に終了しており、9月に実技試験や面接が行われ、10月から入社し6か月間の研修が行なわれる予定になっています。