ついに、この日が来てしまいました。宮崎駿監督の引退が、公式に発表されました。

世界的にも知られるアニメーション映画の巨匠、宮崎駿監督が「長編映画の製作から引退する」と、製作会社のスタジオジブリが発表しました。
宮崎監督の最新作は、現在、イタリアで開かれている世界三大映画祭の1つ、ベネチア国際映画祭に出品されていて、三大映画祭に作品がノミネート中の監督の引退発表は異例です。



第70回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されている、宮崎駿監督(72)の5年ぶりの映画「風立ちぬ」(公開中)の公式会見が行われ、席上でスタジオジブリの星野康二社長(57)が、宮崎監督が今作をもって引退することを発表した。

 会見の最後、星野社長は「ベネチアには過去に何度も招待して頂いた縁のある映画祭ですし、世界に友人の多い宮崎駿に関しての発表をこの場でさせてもらいます」と発言。続けて「『風立ちぬ』を最後に、宮崎駿監督は引退することを決めました。後日、宮崎駿本人による会見を計画しております」と固い表情で話した。

 突然の衝撃発言に、世界各国のメディアは驚きを隠せず、会見場内は騒然。配給する東宝によると、6日に都内で会見を行い、宮崎監督本人が今回の決意に至った経緯を話すという。

Cut (カット) 2013年 09月号
出版社: ロッキング・オン
表紙巻頭特集は、現在大ヒット公開中の、宮崎駿5年ぶりの監督作品『風立ちぬ』!
『宮崎駿は、なぜ、はじめて自分の映画に泣いたのか?』をテーマに宮崎駿に徹底的に迫る3万字インタビュー

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