ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん「三鷹の森ジブリ美術館」が選んだアニメーション作品を上映する毎年恒例の「アニメーション古今東西 その17」が3月7日、「三鷹市芸術文化センター」星のホールで開催されます。
市政施行70周年を記念する「三鷹の森アニメフェスタ2020」の一環として実施されます。



本企画は2部構成となっており、第1部では「海を描いたアニメーション」をテーマに、国内外の短編アニメーションを上映されます。

スタジオジブリの西岡純一さんは「毎年テーマを決めて短編作品を選んでいる。今年は、イワン・アクセンチュク(ソ連)の『人魚姫』という素晴らしい作品に出合ったので、『海』をテーマに決定し、そのほかの作品をいろいろな時代の作品から選んだ」と話しています。

第1部では、「『海獣の子供』主題歌:米津玄師『海の幽霊』MV」は長編映画のアニメーションと、米津玄師さんが書き下ろした主題歌が融合した4分のミュージックビデオ。ほかに日本の作品から『つみきのいえ』(加藤久仁生さん)、『人魚』(手塚プロダクション)、『幽霊船』(大藤信郎)、アメリカの『An Object at Rest』『トムとジェリー海の底すばらしい』などの短編が上映される予定です。

第2部は『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』が上映されます。19世紀のロシア・サンクトベテルブルグを舞台に、貴族の娘サーシャが1年前に北極航路の探検に出たきり行方の分からない祖父を探す旅に出る物語。
本作は、生前 高畑勲監督がたいへん気に入って、日本国内での公開を熱望していた作品です。昨年からようやく小規模ながら公開され、この度「三鷹の森アニメフェスタ」でも紹介される運びとなりました。

なお、本作の上映後は、七大陸最高峰日本人最年少登頂者で、現役大学生の南谷美鈴さんに上映作品と、自身の冒険体験などの話を聞くトークショーが行なわれます。

当イベントは事前申込制で、各部とも200名が無料招待されます。
応募ははがきでの郵送のみ。締め切りは2月21日(必着)となります。

三鷹の森アニメフェスタ2020

第一部「海を描いたアニメーション」
時間:10:30~12:30頃 

第二部『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』特別上映と南谷真鈴さんトークショー
時間:14:30~17:00頃

場所:三鷹市芸術文化センター 星のホール

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