米林宏昌監督がスタジオポノックで手掛けた『メアリと魔女の花』の中国公開が、4月28日から始まりました。
米林監督作品が同国で公開されるのは、本作が初めてのこと。西村義明プロデューサーとともに中国キャンペーンに参加した米林監督は、「ジブリ時代を通して、中国本土で劇場公開をするのは初めてですので、お客様の反応が楽しみです」と期待を寄せています。
現在中国では年間34本という輸入映画のクォーター制を設けており、本作はその1作品として公開となります。
また、本作は、既に世界各国で公開されており、フランスでは観客動員32万人を超えるヒットを記録。ロシアでは、日本のアニメーション映画で歴代1位となる興行成績を樹立し、北米においては宮崎駿監督作『もののけ姫』の興行成績を上回っています。今後は中国をはじめ、イギリス、イスラエル、イタリア、スペイン、ドイツ、ブラジル、メキシコなどで公開される予定です。