米林宏昌監督の故郷、石川県小松市の小松空港に、子ども歌舞伎の様子を描いたステンドグラスが飾られ、除幕式が開かれました。
ステンドグラスは米林監督が手がけた原画を基に作られ、縦約3メートル、横約7メートル。タイトルは「蝶たちと戯れる大獅子」です。
小松市で毎年5月に開かれている子ども歌舞伎をイメージし、真剣な表情で勧進帳を演じる子どもたちや、上演前に母親に手を振る少女などを鮮やかな色彩で描かれています。
除幕式で、米林監督は「自分の原画がステンドグラスならではの色彩豊かな作品に仕上がっており感動した。作品を通じて空港を利用する多くの人に地元の文化を知ってほしい」とにこやかに語りました。