ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』の公開を記念して、ピクサー・アニメーション・スタジオにあるジョン・ラセター監督の仕事部屋が記者陣に公開されました。部屋には、ネコバスやトトロなど宮崎駿監督の『となりのトトロ』の縫いぐるみや、宮崎監督や鈴木プロデューサーのサイン付きの色紙や絵コンテなどが飾られています。
これらはラセター監督の部屋の中央に飾られており、ラセター監督にとって、いかにスタジオジブリが大事な存在であるかが伝わってきます。また第87回アカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされた『かぐや姫の物語』の高畑勲監督のサイン付きのフィギュアも置かれています。
子供部屋のようなおもちゃに囲まれた部屋で仕事をしているラセター監督。そんなトップの人間が童心を忘れないことが、ピクサーが数々のヒット作を生み出してきた秘訣なのかもしれません。
ラセターさん、ありがとう ジョン・ラセターと、宮崎駿監督の20年にわたる交友を記録したドキュメンタリー。二人の友情はもちろん、宮崎監督訪米のすべてや『千と千尋の神隠し』のアカデミー賞受賞に至るまでを丹念に描く。 |