宮﨑駿監督の新作『君たちはどう生きるか』が、アメリカのアニー賞で7部門にノミネートされました。

同映画賞は、国際アニメーション映画協会が主催するアニメーション作品とそのスタッフに与えられる賞。アニメーションのアカデミー賞とも呼ばれています。

このたび『君たちはどう生きるか』がノミネートされたのは、長編作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、音楽賞、キャラクター アニメーション賞、ストーリーボーディング賞の7部門です。
スタジオジブリ作品では、2002年に『千と千尋の神隠し』が作品賞、2016年に『レッドタートル ある島の物語』が長編インディペンデント作品賞を受賞しています。

ウィンザー・マッケイ賞

また、今年のアニー賞では、久石譲さんにウィンザー・マッケイ賞が授与されることも決まっています。
同賞は、生涯功労賞にあたるもので、アニメーションに顕著な貢献を行ったことが認められた個人に授与されます。
これまでに日本人で受賞しているのは、人形作家の川本喜八郎さん、手塚治虫さん、宮﨑駿監督、大友克洋監督、高畑勲監督、押井守監督、今 敏監督、鈴木敏夫プロデューサーの8名。久石さんで、9人目となります。