宮崎駿監督が、韓国メディアを対象にした記者会見を開き、日本で公開中の新作映画『風立ちぬ』について語りました。
9月から、韓国で『風立ちぬ』が公開されることに合わせて開催されたもので、現地の配給会社が主催。
韓国からの各メディアが60名ほど参加したそうです。
ゼロ戦の設計者、堀越二郎をモデルにした青年を主人公にしていることなどが、映画の公開前から韓国のネット上で批判されており、宮崎監督は「当時、飛行機を作ろうと思ったら、軍用機を作るしかなかった。時代の中で生きて、自分の仕事を一生懸命やって、その結果が判断されるが、一つのことを仕事にし続けると、マイナスを背負ってしまう。堀越二郎が正しいと思って、映画を作ったのではないが、彼が間違えたと簡単に決めつけたくなかった」と話した。