宮﨑駿監督の新作『君たちはどう生きるか』にて、「影響を受けた本」としてクレジットされている、ジョン・コナリー著『失われたものたちの本』の続編が発売開始されました。
『失われたものたちの本』はアイルランドの作家、ジョン・コナリーが執筆したファンタジー作品。舞台は第二次大戦下のイギリス。母親を亡くした少年のデイヴィッドが、死んだはずの母親の声に導かれ、幻の王国に迷い込むというもの。そこは、おとぎ話の登場人物が生活する、物語の世界。そこでデイヴィッドは、木こりと出会い冒険へと出るというもの。宮﨑監督の『君たちはどう生きるか』の制作にあたり、強く影響を与えたことがわかると思います。
そして、このたび『失われたものたちの国』として、東京創元社より続編が刊行。今作では、事故で昏睡状態に陥った娘の母親が、ある作家の書いた『失われたものたちの本』に導かれて、異世界を旅するストーリーとなっています。
失われたものたちの国 『失われたものたちの本』続編 |