鈴木敏夫プロデューサーが、江戸東京博物館で開催される企画展「伊藤晴雨 幽霊画展」「山岡鉄舟生誕180年記念 山岡鉄舟と江戸無血開城」の内覧会に出席しました。鈴木さんは「幽霊画展」を提案した張本人であり、「晴雨に対する世間の評価をひっくり返したい」と思いを語りました。
江戸東京博物館の藤森照信館長、全生庵住職・平井正修氏と3人で「全生庵とゆかりの品々」をテーマに鼎談を行った鈴木さんは、晴雨の画家としての魅力を熱弁。責め絵(過激な描写の女性像)でその名が世に広まり、「僕も偏見あった」という鈴木さんだが、全生庵で彼の幽霊画を目にしたとき、リアルで鮮やかな筆さばきに魅了された。「図録がほしくなって、図録を作るために展覧会を提案した」と裏話を明かしました。
伊藤晴雨 幽霊画展「幽霊が美しい-スタジオジブリ鈴木敏夫の眼-」
会期:2016年8月11日(木・祝)~9月25日(日)
時間:9:30~17:30
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室 5F企画展示室
休館:8月22日(月)、8月29日(月)、9月5日(月)
料金:一般600円、大学生・専門学校生480円、中学生(都外)・高校生・65歳以上300円、中学生(都内)・小学生以下 無料