富山の「高志の国文学館」で10月17日(水)より、「生誕100年記念特別展 堀田善衞―世界の水平線を見つめて」を開催します。
オープニングセレモニーでは、堀田善衞さんの長女・堀田百合子さんと鈴木敏夫プロデューサーのスペシャル対談と、堀田百合子新刊『ただの文士 父、堀田善衞のこと』のサイン会が実施されます。
本展では、堀田善衞さんが生きた時代と文学者としての仕事を、堀田善衞撮影の世界各地の写真とともに紹介します。
また、作家たちが堀田善衞について語るインタビュー映像として、池澤夏樹氏、大髙保二郎氏、鹿島茂氏、宮崎駿氏、吉岡忍氏が語るインタビュー映像を会期中展示室でご覧いただけます。
さらに、宮崎吾朗監督が描いた『路上の人』のイメージボードや絵コンテなどを紹介する特設コーナーも設けられます。
宮崎駿監督は、「潮に流されて自分の位置が判らなくなった時、ぼくは何度も堀田さんにたすけられた」と述べています。堀田善衞のことばは、今を生き抜くための羅針盤となるでしょう。
また、本館では11月18日には宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』が上映されます。
堀田善衞―世界の水平線を見つめて
会期:2018年10月17日(水)~12月17日(月)
※11月28日(水)から展示作品・資料を更新します。
時間:9:30~18:00(観覧受付は17:30まで)
休館:毎週火曜日、11月26日(月)
料金:一般500円、大学生250円、前売り・一般400円
オープニングセレモニー
日時:10月17日(水)16:30~19:10
会場:当館 ライブラリーコーナー
【第一部】 開会式 16:30~(約20分)
【第二部】 <堀田善衞愛用のギター演奏> 18:00-(約20分) 演奏 四十谷 隆司 氏(ギタリスト・四十谷ギター学院主宰)
<スペシャル対談> 18:30-(約40分) 対談 堀田 百合子 氏(堀田善衞 長女)、鈴木 敏夫 氏(スタジオジブリプロデューサー)
テーマ 「堀田善衞と宮崎駿、スタジオジブリ」
『風の谷のナウシカ』上映会
日時:11月18日(日)14:00~16:00
会場:当館 研修室101 定員72名
※申込不要・参加無料
ただの文士 父、堀田善衞のこと 発売日:2018年10月12日 価格:2052円(税込) |