魔女の宅急便

東京・町田市立国際版画美術館にて、企画展「彫刻刀が刻む戦後日本 2つの民衆版画運動」が開催されます。



日本の多くの小中学校で版画を学ぶ機会が多いのは、戦後の文化運動と深いかかわりがあるといいます。
本展では、戦後日本で展開した2つの民衆版画運動を紹介されます。

天馬と牛と鳥が夜空をかけていく

また、宮崎駿監督作品の『魔女の宅急便』でウルスラが描いた絵の元ネタとなった、「天馬と牛と鳥が夜空をかけていく」が展示されます。
本作は、青森県八戸市立湊中学校養護学級の生徒たちが、坂本小九郎氏の指導のもと描いています。

『魔女の宅急便』では、この版画を撮影して、そこに宮崎駿監督がキキの顔を補筆し、美術の男鹿和雄さんが油絵のタッチを加えて描かれました。

企画展「彫刻刀が刻む戦後日本 2つの民衆版画運動」
会期:2022年4月23日(土)~7月3日(日)
会場:町田市立国際版画美術館 企画展示室1・2
時間:平日 10:00~17:00/土日祝 10:00~17:30(入場は閉館30分前まで)
休館:月曜日
料金:一般 900円(700円)、大・高生 450円(350円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金