ジブリ美術館でクリスマスイブの24日、チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」で、主人公の少女クララが踊るシーンが特別上演されました。サプライズ企画で、来場者はロマンチックな夢の世界に魅了されました。
ジブリ美術館では現在、宮崎駿監督が企画・展示を手掛けた、ホフマンの「クルミわり人形とネズミの王さま」展を来年5月まで開催中。物語がクリスマスイブの設定とあって、このイベントが企画されました。
世界的に評価の高いバレエダンサー首藤康之さんが演出し、坪内夕起子さんがクララ役で出演。上演は5分ほどで、クララが夜中に大好きなクルミ割り人形に会いにゆき、結婚するまでを描いています。
首藤さんは「少し怖かったり、かっこいい姿ではないのにクララはクルミ割りさんに憧れている。その関係性を見せたかった」とコメント。
くるみわりにんぎょう バレエの名作を、イギリスの人気イラストレーターアリソン・ジェイの美しい絵で贈るクリスマスの絵本! 訳は詩人の蜂飼耳。 |