早いもので11月となりまして、『かぐや姫の物語』の公開まであと少しです。
今月は、ジブリ関連の番組が多いことに加えて、ジブリ関連の書籍もたくさん発売されます。
これまで、あまりスポットが当てられなかった、高畑勲監督の特集もいくつか発売されるので嬉しいですね。きっと、貴重な資料になるでしょう。
『風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡』
衝撃の引退劇――世界のミヤザキの原点
『風の谷のナウシカ』から『千と千尋の神隠し』まで、十二年間に及ぶロングインタビューで、天才・宮崎駿の発想の“源泉”を探る。
文春ジブリ文庫から発売。
発売日:2013年11月8日
価格:683円(税込)
『キネマ旬報セレクション 高畑勲「太陽の王子 ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで』
「ホーホケキョ となりの山田くん」以来14年ぶりの監督作となる「かぐや姫の物語」が公開される高畑勲。
映画ファン待望の新作公開に合わせ、その作品と監督の魅力にせまる最新特集とともに、
長編監督デビュー作「太陽の王子 ホルスの大冒険」から今日に至る高畑勲作品の足跡を、
これまでの『キネマ旬報』や当社刊行のムック・増刊等に掲載された関連記事によって辿ります。
主な構成内容(予定)
○「かぐや姫の物語」巻頭カラーグラビア
○作品特集「かぐや姫の物語」
高畑勲監督インタビュー
作品評/作家論
西村義明プロデューサー インタビュー(岡大)
その他、スタッフインタビューなど
○高畑勲インタビュー・対談・原稿再録
宮崎駿×高畑勲 ぼくたちの30年 ほか
○関係者の証言・インタビュー
○高畑勲監督作品記事再録
「太陽の王子 ホルスの大冒険」
「パンダコパンダ」「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」
「じゃりン子チエ」
「セロ弾きのゴーシュ」
「柳川堀割物語」
「火垂るの墓」
「おもひでぽろぽろ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」
「ホーホケキョ となりの山田くん」
○高畑勲データファイル
価格:1,680円(税込)
発売日:2013年11月16日
『SWITCH Vol.31 No.12 スタジオジブリという物語』(責任編集:川上量生)
遂に正式な引退発表を行なった宮崎駿監督の最後の長編『風立ちぬ』。いよいよベールを脱ぐ高畑勲14年ぶりの新作『かぐや姫の物語』。スタジオジブリが誇る2大監督の新作が公開されるメモリアルイヤーに、現在ジブリにも籍を置く株式会社ドワンゴ会長・川上量生を責任編集に迎え、いまなお飽くなき挑戦を続ける、日本一のコンテンツ制作の現場に迫る
● 高畑勲
● 鈴木敏夫×川上量生
● 糸井重里×川上量生
● 川村元気×川上量生
● 砂田麻美
発売日:11月20日発売
価格:819円
『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』第3巻
5年半をこえる大ロングラン。TOKYO FMの名物番組「ジブリ汗まみれ」(日曜23時~)から、今回もベスト・オブ・ベスト回を厳選収録。書籍シリーズ・第3弾が、『かぐや姫の物語』の公開にあわせて11月発売。天真爛漫でちょっぴり硬派な鈴木トークと、各ゲストの十人十色の個性が魅力。「巻を重ねるごとに面白い」「読みやすく、たっぷり楽しめ、しかも、心に沁みる快著」と、各界で大評判です!
ゲスト
尾田栄一郎(漫画家)「忘れまじ、任侠のこころ」/細田守(アニメーション映画監督)「おばあちゃんに見せたいアニメ」/山口智子(女優)「日本人の“技”と『かぐや姫』」/久石譲(作曲家)「ジブリアニメとの25年」/矢野顕子&森山良子(ミュージシャン)「ふたりで唄えば」/大塚康生(アニメーター)「追想・ルパン三世」/瀧本美織(女優)「『風立ちぬ』―菜穂子の素顔! ?」/三池崇史(映画監督)「映画作りの息吹き、その伝承」/きたやまおさむ(精神科医・作詞家)「“駅裏”のなくなった現代」/川上量生(ドワンゴ会長)「〈鈴木道場〉 其の三・風雲篇」
発売日:2013年11月20日
価格:1,680円(税込)
「モデルグラフィックス」2014年1月号
堀越二郎と宮崎駿 ふたりが見上げた同じ空
映画『風立ちぬ』で描かれた堀越二郎の半生。そのクライマックスで飛翔したのは野心的な設計で美しさを追い求めた九試単座戦闘機でした。プラモデルとそれを楽しむための読み物をひとつにパッケージしてお届けする「マガジンキット」の最新作は、細密な彫刻と確かなプロポーション再現でおなじみのファインモールドが手がけた1/72九試単座戦闘機。世界で唯一となる同機のプラスチックモデルをあなたの手で組み立て、空に憧れた二人の男、堀越二郎と宮崎駿の世界をご堪能ください。
発売日:2013年11月25日
価格:2700円
『ユリイカ 2013年12月号』
【特集】高畑勲『かぐや姫の物語』の世界(仮)
11月23日全国ロードショー! ! 高畑勲と『かぐや姫の物語』の世界に迫る! !
目次予定
*インタビュー:高畑勲(聞き手=中条省平) 西村義明(聞き手=高瀬司) 朝倉あき(聞き手=さやわか)
*対談 奈良美智×細馬宏通
*資料:高畑勲フィルモグラフィー
発売日:2013年11月27日
価格:1,300円(税込)
『映画を作りながら考えたこと』
『かぐや姫の物語』が話題の高畑勲監督。長年、宮崎駿とコンビを組んできた彼が赤毛のアンやハイジについても綴った貴重な論考集。「高畑アニメ」の舞台ウラ。
文春ジブリ文庫から発売。
発売日:2013年12月4日
価格:735円(税込)
『かぐや姫の物語』サウンドトラック
『かぐや姫の物語』は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、高畑監督が2005年から8年かけて制作してきた作品。かぐや姫は数ある星からなぜ地球を選んだのか、この地で何を思い、なぜ月へ去らねば ならなかったのか、彼女が犯した罪とは、そして、罰とはいったい何だったのかが描かれる
発売日:2013年11月20日
価格:¥3,000
収録曲
01.はじまり
02.光り
03.小さき姫
04.生きる喜び
05.芽生え
06.タケノコ
07.生命(いのち)
08.山里
09.衣
10.旅立ち
11.秋の実り
12.なよたけ
13.手習い
14.生命(いのち)の庭
15.宴
16.絶望
17.春のめぐり
18.美しき琴の調べ
19.春のワルツ
20.里への想い
21.高貴なお方の狂騒曲(ラプソディ)
22.真心
23.蜩(ひぐらし)の夜
24.月の不思議
25.悲しみ
26.運命(さだめ)
27.月の都
28.帰郷
29.帰郷
30.天人の音楽Ⅰ
31.別離(わかれ)
32.天人の音楽Ⅱ
33.月
34.いのちの記憶 (唄:二階堂和美)
35.琴の調べ
36.わらべ唄
37.天女の歌
階堂和美「ジブリと私とかぐや姫」
映画「かぐや姫の物語」の歌集アルバム的な位置づけで企画された『ジブリと私とかぐや姫』。
アートワークは劇中に登場する、舞い散る桜をバックに喜びの表情を浮かべるかぐや姫をあしらったもの。
主題歌「いのちの記憶」を含む、映画「かぐや姫の物語」のオリジナル・イメージソングのほかに、二階堂自身のオリジナル楽曲「めざめの歌」の別バージョン、「君をのせて」(「天空の城ラピュタ」より)や「愛は花、君はその種子」(「おもひでぽろぽろ」より)など、高畑監督作品にまつわるカバー曲も収録。 これまでにない豪華な歌集に仕上がっている。
発売日:2013年11月20日
価格:2,500
収録曲
01. あの山のむこう
02. 私の宝
03. わらべ唄(映画『かぐや姫の物語』より)
04. 歩き回って 走り回って
05. 月の使い
06. 歓喜
07. めざめの歌<オーケストラ・バージョン>(アルバム『にじみ』より)
08. いのちの記憶(映画『かぐや姫の物語』より)
09. 君をのせて(映画『天空の城ラピュタ』より)
10. あしたはどんな日(テレビアニメ『赤毛のアン』より)
11. 愛は花、君はその種子(映画『おもひでぽろぽろ』より)
12. バケツのおひさんつかまえた(テレビアニメ『じゃりン子チエ』より)
13. ケ・セラ・セラ(映画『ホーホケキョ となりの山田くん』より)
14. いのちの記憶<オーケストラ・バージョン>
15. はにゅうの宿(映画『火垂るの墓』より)