セロ弾きのゴーシュフランス東部で開催されている「第42回アヌシー国際アニメーション映画祭」で、今年4月5日に82歳で亡くなった高畑勲監督を追悼して『セロ弾きのゴーシュ』が上映されることがわかりました。
同映画祭では、他界したアニメ界の偉人たちを追悼するプログラム「ザ・ビッグ・スリープ」を実施されています。



今年は、アメリカのテレビアニメの発展に貢献したアニメーターのフレッド・クリッペン(享年90)、『Christmas Cracker』が第37回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたカナダのアニメーター、グラント・マンロー(享年94)、そして高畑監督の3人に捧げられます。

中でも高畑監督は同映画祭ともゆかりが深く、『平成狸合戦ぽんぽこ』が1995年に長編コンペティション部門でグランプリを受賞。2014年の第38回には『かぐや姫の物語』がオープニングで上映され、さらに長年の功績を称えて名誉クリスタル賞が贈られています。