高畑勲11月22~24日に開催される「第5回三鷹コミュニティシネマ映画祭」に、高畑勲監督がトークショーで来場することが発表されました。
5年目の節目となる今年は、23日に高畑勲、翌24日には10代を東京・三鷹市で過ごしたという女優・渡辺真起子が来場します。



さらに、高畑監督と渡辺の来場にあわせ、特集上映も企画されている。高畑監督の代表作「火垂るの墓(1988)」「かぐや姫の物語」や、「渡辺真起子特集」として「愛の予感」「チチを撮りに」を上映。そのほか、若き日の宮崎駿監督と高畑監督が所属した東映動画作品が500円で鑑賞できる「午前十時半のワンコイン映画祭」、日本での上映は今年で最後になるフランスの名作「天井桟敷の人々」(45)が35mmフィルムでよみがえる特集など盛りだくさんの内容となっている。

“三鷹市にかつてのような常設映画館を作る”を目標に掲げる同映画祭は、1990年に閉館した名画座・三鷹オスカーを懐かしむ有志ボランティアが手作りで企画・運営している。会議室にパイプ椅子を並べた会場で、地元飲食店のつまみやビールを飲みながら映画を楽しむアットホームな雰囲気が特徴だ。11月22~24日に三鷹産業プラザ7階特設会場で開催される。