昭和史研究の第一人者として有名な半藤一利さんの最新刊「語り継ぐこの国のかたち」が、10月19日に発売されます。
本書には、宮崎駿監督の推薦文が寄せられています。半藤さんと宮崎監督は、映画『風立ちぬ』公開後に初対談を交わしており、その後も親交をもつ間柄となっています。
宮崎駿監督の推薦文
「この国は、どうなっていくのでしょう。ぼくは、半藤さんが大スキなので、心配がとてもよく判ります。」
本作は、長年にわたる「この国のあり方」についての半藤氏の考えを凝縮した集大成といえる内容となります。
第一部では、戦争を繰り返した近代日本の失敗の系譜をたどり、
第二部では、激動の時代をひたむきに生き抜いた先人たちの姿を活写します。
御年88歳の著者が、これだけは若い人たちに伝えておきたいという「歴史の中に残された新たな時代の手がかり」を、読みやすく平易な語り口で説く一冊となります。
平成の世が間もなく終わり、これから新しい時代を迎える私たちが、今こそふりかえって学びたい貴重な”歴史のヒント”が満載の一冊です。
語り継ぐこの国のかたち 発売日:2018年10月19日 価格:1620円(税込) |