『アナと雪の女王』に続き、興収90億円を突破する大ヒットとなったディズニーの『ベイマックス』。そんな本作の監督を務めたひとり、クリス・ウィリアムズさんが、日本アニメーションと宮崎駿監督から受けた影響を語りました。『ベイマックス』は、東京を想像させる町を舞台にした、日本への愛とリスペクトが深く織り込まれた作品になっています。
ちなみに、ベイマックスの目は、日本の神社の鈴がモチーフになっているそうです。
宮崎駿の想像力は、信じられないくらい感動的
──これまでに影響を受けた、日本のアニメーション作品は何ですか?
クリス:
僕も、もうひとりの監督ドン・ホールも、ずっと日本のアニメーションから影響を受けていんだ。僕は幼いころに『ガッチャマン』を見ていて、デザインと、作品から感じるパワーに圧倒されて大好だったよ。とくにアクションシーンは素晴らしかったね。
──大人になってからはいかがですか ?
クリス:
大学でアニメーションを勉強していたときに宮崎駿監督の作品を知ったんだ。『もののけ姫』は大好きな作品のひとつ。その壮大なスケールや宮崎さんの想像力、力強いメッセージは、信じられないくらい感動的だったね。世界観の完成度の高さと、ストーリーの説得力にすごく刺激を受けたんだ。
『ベイマックス』Blu-ray 架空都市・サンフランソウキョウを舞台に、優しいロボットと少年の絆を描く感動アドベンチャー。幼い頃に両親を亡くし、謎の大爆発で兄を失ってしまった少年・ヒロの前に突然、ロボットの“ベイマックス”が現れる。 |