『紅の豚』には、プロデューサーである鈴木敏夫さんが提案したラストシーンがあります。
実現していないので、幻のラストシーンなのですが、それは作品のイメージとは若干離れたものでした。
2012年にニコ生で行なわれた、押井守×鈴木敏夫×川上量生の三者対談で語られました。
『紅の豚』には、プロデューサーである鈴木敏夫さんが提案したラストシーンがあります。
実現していないので、幻のラストシーンなのですが、それは作品のイメージとは若干離れたものでした。
2012年にニコ生で行なわれた、押井守×鈴木敏夫×川上量生の三者対談で語られました。
宮崎駿監督作品『紅の豚』の主人公ポルコ・ロッソは豚の姿になっています。劇中で、ジーナの台詞によって、魔法によって豚になっていることが示されていますが、豚となった理由までは明かされていません。
いろいろ紐解くヒントはあるものの、作者である宮崎監督が考えている理由はどういったものでしょうか。
『紅の豚』の主人公、ポルコ・ロッソは魔法で豚になってはいるものの、ダンディなカッコ良さを醸し出していますね。
若くてかわいいフィオに、大人の女性のジーナを側につけ、結婚相手に困ることはなさそうに思えます。が、しかし、そこまでモテる男ではなく、結婚対象として下位にいたようです。
常々、宮崎駿監督は「アニメーション映画は子どものためのもの」と語っています。
しかし、これまでに大人に向けて作られた作品が、二作だけあります。そう、『紅の豚』と『風立ちぬ』です。
どちらも飛行機が題材となった映画で、宮崎監督の趣味によるところも大きいとは思います。
アニメーション制作において、3DCGが主流となりそうな昨今。宮崎駿監督の短編『毛虫のボロ』も、3DCGを使用していることで話題となりました。
もし、3DCGを使って『となりのトトロ』をリメイクしたらこんな感じ?と思わせる、3DCGモデルのメイちゃんを作った方がいます。
スタジオジブリで色彩設計を務めた保田道世さんは、これまで多くの作品で、キャラクターの色を決定してきました。
『となりのトトロ』と『火垂るの墓』は、同時上映にもかかわらず、保田さんは両方の作品に参加しています。高畑・宮崎両監督に必要とされた、まさに色職人です。
宮崎駿監督の『もののけ姫』の前日鐔を実写化した作品があります。
もちろん、非公式によるものですが、なかなかクオリティが高くて話題となっているようです。
動画は、5分ちょっとの短編で、映画から17年前のサンが誕生する前のストーリーとなっています。
宮崎駿監督作品『ハウルの動く城』を彷彿とさせるアート作品をご紹介します。
それは、オランダのアーティストのPim Palsgraafさんが作った、動物が建物を背負っているオブジェ。作品自体は、ハウルとまったく関係はありませんが、造形にインスピレーションを得たのでしょうか。
スタジオジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』が現在、公開中です。
本作は、決して派手とは言えないアート作品なので、興行的に目立ってはいません。しかし、その出来栄えには、手ごたえを感じたという鈴木敏夫プロデューサー。
『となりのトトロ』で冒頭に、草壁家が引っ越してくる和洋折衷の家。既に、経年劣化を感じさせる建物となっていて、先代に住んでいた人の生活感を感じさせます。
草壁家が引っ越す前は、いったいどのような人が住んでいた家なのでしょうか。