第89回米国アカデミー賞がアメリカ・ロサンゼルスで行われ、長編アニメ映画賞にノミネートされていたスタジオジブリ作品『レッドタートル ある島の物語』は惜しくも受賞を逃し、ディズニーの『ズートピア』が栄冠に輝きました。
授賞式直後には、鈴木敏夫プロデューサーによる記者会見が開かれ、『レッドタートル』のことや、宮崎駿監督の長編作品について語られました。
第89回米国アカデミー賞がアメリカ・ロサンゼルスで行われ、長編アニメ映画賞にノミネートされていたスタジオジブリ作品『レッドタートル ある島の物語』は惜しくも受賞を逃し、ディズニーの『ズートピア』が栄冠に輝きました。
授賞式直後には、鈴木敏夫プロデューサーによる記者会見が開かれ、『レッドタートル』のことや、宮崎駿監督の長編作品について語られました。
宮崎駿監督が、長編アニメーション制作の準備に入ったことが報じられ、ジブリファンの間で騒がしくなっております。
ことの発端は、アメリカで行なわれたアカデミー賞のプレイベント「オスカーウィーク2017:アニメイテッド・フィーチャーズ」で鈴木さんが、「長編製作中」と語ったことが原因です。
2013年に引退宣言をした宮崎駿監督ですが、この度、長編作品を作ることが「終わらない人 宮崎駿」で明かされました。
しかし、こうなることは、宮崎駿監督の身近にいた人ならば、予測できたことかもしれません。否、身近なじゃなくても、ファンならば驚く出来事ではないでしょう。そう、宮崎監督は「引退宣言」のオオカミ少年として有名なのです。
ドキュメンタリー番組「終わらない人 宮崎駿」の中で、川上量生さんのドワンゴで研究している、AIが作ったゾンビのCGを宮崎駿監督に見せて、怒らせるというシーンが流れました。
身体を引きずりながら移動するCGに、宮崎監督は「生命に対する侮辱」と静かな怒りを表して、大きな話題となりました。
宮崎駿監督の長編企画が動き出しているようですが、その内容はまだ明かされていません。
NHKの「終わらない人 宮崎駿」で明かされたスケジュールですと、今年の夏ごろから作画インとあります。
つまり、現在は、絵コンテを描いている段階のはずです。
NHKで放送されたドキュメンタリー「終わらない人 宮崎駿」の中で、宮崎駿監督が長編の企画を立ち上げたことが話題となっていますが、宮崎監督はことあるごとに長編企画を持ち出しているそうです。
宮崎駿監督が長編からの引退宣言をし、鈴木さんもほっと一段落と思ったら、長編企画が立ち上がり、落ち着く暇がありません。
近藤喜文監督作品『耳をすませば』の主題歌といえば、本名陽子さんが歌う「カントリーロード」です。本作において欠かすことができない、印象的な曲となっています。
この曲は、アメリカのシンガーソングライター、ジョン・デンバー氏が歌う「故郷に帰りたい(Country Roads)」を原曲としています。
宮崎駿・高畑勲両監督の作品を作ることでスタートしたスタジオジブリですが、近藤喜文監督の『耳をすませば』は、なぜ作ることになったのでしょうか。
そこには、近藤喜文監督の才能をいちばん高く評価していた、宮崎駿監督の想いがありました。
若き日の宮崎駿・高畑勲作品に参加し、『耳をすませば』では監督を務めた近藤喜文さん。
宮崎駿監督が、いちばんに近藤さんの才能を高く評価し、周りに宣伝して回ったといいます。
惜しまれつつも、1998年に47歳の若さで他界してしまいますが、宮崎監督にそこまで惚れこませた近藤さんとは、いったいどのようなアニメーターだったのでしょうか。
『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』で作画監督を務めた安藤雅司さん。今や、アニメーション界のレジェンドと呼ばれる存在になっています。最近では、新海誠監督の『君の名は。』に参加したことでも話題となりました。
スタジオジブリには研修生として入社し、宮崎駿監督のもとで鍛えられてきた、ジブリ生え抜きのアニメーターです。