12月20日に公開されたディズニーの最新映画『ベイマックス』。主人公が日本人の少年ということでも話題を集めている本作。日本のアニメや文化が、製作に影響を与えていることが語られています。
宮崎駿監督と親交があるジョン・ラセター氏は、「『ベイマックス』で、スタジオジブリの存在が大きい日本・東京に敬意を表したかった」として、アニメーション業界の人間はスタジオジブリ作品からひらめきを得ているとコメント。
ピクサーが手がけた作品の中には、『となりのトトロ』のトトロがよく登場することからも、日本アニメの影響力の大きさが伺えるだろう。
『ベイマックス』は、日本を舞台にしたマーベルコミックスの『Big Hero 6』が原案。今回の映画化にあたって、舞台をサンフランシスコと東京が融合した架空の街“サンフランソウキョウ”に変更。ホール、ウィリアムズの両監督は5年前から東京へやってきてはスケッチをし、制作のため、東京の街並みを観察していたという。
主人公がロボットや、不思議な生き物と共に行動し、助け合ったり、力を合わせて難局を乗り越えるドラマは、いつの時代も観客のハートを捉えてきた。「僕たちはたくさんの映画や作品にインスパイアされた」というホール監督は「多くの宮崎駿作品にインスパイアされたよ。この映画が宮崎さんの影響を受けずに存在することはありえない」と言い、ウィリアムズ監督も「トトロには僕たちがとても共感出来る純粋さや優しさがあるんだ。その点は、ベイマックスも共有していると思うよ」と笑顔を見せた。
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