東京・墨田区の江戸東京博物館で開催されていた「思い出のマーニー×種田陽平展」が15日、閉幕しました。総来場者数は7万8000人だったことが分かりました。
映画『思い出のマーニー』の世界を同作で美術監督を務めた種田陽平さんが立体建造物などで再現した展覧会。主人公の少女、杏奈と謎の少女マーニーが出会う“湿しめっ地ち屋敷”を実写映画のセットのように作り上げたほか、映画で使用した背景画を300点以上展示されました。
最終日は『となりのトトロ』のトトロと『千と千尋の神隠し』のカオナシの着ぐるみも登場し、来場者との記念撮影が賑わいました。
同館の分館、東京・小金井市の江戸東京たてもの園では、ジブリ作品に登場する建物の魅力を紹介する「ジブリの立体建造物展」が12月14日まで開催されています。
ジブリの世界を創る 「種田さんに美術を頼んでホントによかった! 」――鈴木敏夫 『思い出のマーニー』で初めてアニメの美術監督に挑戦する種田陽平氏。 日本を代表する美術監督が、『思い出のマーニー』の制作の裏側を明かしながら、映画美術の仕事と創造の極意を語る。米林宏昌監督との特別対談も収録。 |