鈴木敏夫今朝、NHK「あさイチ」に出演した鈴木敏夫プロデューサーから、ジブリ解散説についてコメント。「僕は本当は休みたいんですけど、なかなかそういうわけにはいかない。要は作り方を変えますよという話なんです」と報道を否定しました。宮崎駿監督も短編製作の意欲があることを明かしています。



鈴木プロデューサーは「ジブリって、夢の会社を作りたかった。気が向いたら作る、気が向かなけりゃ作らない。それがある程度実現できた会社だった」と本来のスタジオのスタンスを説明。宮崎駿監督の引退は「長編からの引退」であるとした上で、「まず短いものをやります。(宮崎監督と)ちょっと話はしている。ジブリ美術館で短編を作っているし、そういうものだったらやってみたいと。でも今、何をやるかが難しい」と打ち明けた。

最後に、自身の境遇について「僕は面倒を見る、一番損な役。ジブリを辞めたいのは僕」と苦笑い。今後の日本アニメについて「変わりますよ。変わっていきます。日本のアニメーションは東南アジアで作っていく。一部、ベトナムでスタートしている。描きたい人がタイに行く、というふうになる。日本はアニメに夢を持って頑張ってやってきたけど、一段落したんじゃないですか? 日本製だとかタイ製だとか意味はなく、アジア全部で作る」と論じた。