スタジオジブリが発行する小冊子『熱風』3月号の特集は、「追悼 フレデリック・バックさん」です。
高畑勲監督をはじめ、フレデリック・バックさんとかかわりのあったアニメーション映画監督、音楽家、「フレデリック・バック展」に携わったスタッフの方々の、追悼の寄稿文が掲載されています。
2013年12月24日、フレデリック・バックさんが亡くなりました。
バックさんは『クラック!』や『木を植えた男』で、アカデミー賞短編アニメーション部門賞を受賞。世界中に多くのファンがいるアニメーション作家でした。
日本でも、高畑勲監督、宮崎駿監督をはじめ多くの人びとから敬愛されており、2011年夏には、初の回顧展となる「フレデリック・バック展」が開催されました。
2013年末、高畑勲監督は、新作映画『かぐや姫の物語』を携えてバックさんの住むカナダへ赴きました。そこでの交流から数日後に、バックさんは亡くなりました。
『熱風』3月号
「追悼 フレデリック・バックさん」
フレデリック・バックさんを偲ぶ(高畑 勲)
世界中の人々に自然への愛を喚起(マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット)
フレデリック・バックに出会えた幸運について(ノルマン・ロジェ)
追悼(アレクサンドル・ペトロフ)
バックさんの思い出(増田春雄)
バックさん、ありがとう!(落合ギャラン 健造)
バックさんとの素敵な想い出(西村由美子)
「バック展」とバックさん(中村知純)