魔女の宅急便『魔女の宅急便』が実写映画化されることが分かりました。
監督は、『呪怨』などホラー作品で知られる清水崇監督。
主役のキキ役は、オーディションから選ばれた新人女優の小芝風花。
ジブリ作品のイメージが強い同作ですが、原作小説を元にした実写化のようです。



宮崎アニメで世界的に知られる児童文学「魔女の宅急便」が、ハリウッドでも活躍するホラーの鬼才、清水監督によって初めて実写映画化される。

「魔女の宅急便」は魔女のキキと相棒の黒猫・ジジの成長物語。85年から09年までに全6巻が発表され累計180万部を売り上げたベストセラーだ。英語、イタリア語、中国語、スウェーデン語、韓国語にも翻訳されている。

宮崎アニメは1巻の話だが、実写版では魔女の母と人間の父の間に生まれた一人娘のキキが、魔女として独り立ちして、コリコという海辺の町に「魔女の宅急便」屋を開業し、奮闘する1、2巻までを描く。

一時はハリウッドでも映画化の話も持ち上がったが、数年前、原作の角野さん側から「日本でぜひ実写化してほしい」との要望を受け、企画開発が進んでいた。

清水監督は「やっとホラー以外の映画も手掛けられるのか!」と大喜び。「『あの作品に挑むのか? 無謀な…』と言われるでしょうし、偏見や先入観を抱かれるでしょうね」と宮崎アニメの存在の大きさを認めながらも、「自分の世界観とセンスで取り組むのみです」と強い決意を見せた。

約500人から主役を射止めた小芝は「自由奔放なところはキキと似ているかな。アニメは大好きだけど、意識し過ぎずに新たなキキ像を演じていきたい」と意気込んでいる。

キキが唯一、使える魔法はホウキで空を飛ぶこと。映画でも「どのように飛ぶのか」に注目が集まりそうだが、小学3年からフィギュアスケートで表現力を鍛えた小芝は飛行シーンを美しく見せるべく、トレーニング中。毎日、木刀の素振りを200回こなしているという。

製作サイドでは世界マーケットも視野に入れており、シリーズ化も目指している。5月下旬、瀬戸内海の島でクランクインする。

魔女の宅急便

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