
株式会社カラーにて、庵野秀明監督による「『株式会社ガイナックス』について」が公開されした。
ガイナックスは、過去に庵野監督も所属していたアニメーション制作スタジオで、2024年5月に会社破産の申し立てを行なっており、破産整理が終了にともない法人として消滅したことが発表されました。
これを受けて、庵野氏は「創設期から20年以上籍を置き、今日まで株主として関わっていたものとして誠に残念な最後ですが、静かに受け止めています」とコメント。続けて、ガイナックスの再建・整理に関わった関連各社への感謝のほか、各作品の権利が正当な手続きをもって各権利者やクリエイターのもとに戻ったことを明かしています。
2025年12月10日の官報掲載にありますように、アニメーション制作スタジオだった「株式会社ガイナックス」の破産整理が終わり、法人として消滅し、その42年弱の歴史を終えました。詳細な御報告はこちらにあります。https://t.co/Nnpu0OrEiS… pic.twitter.com/SdIToDLz9i
— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) December 11, 2025
またそれにともない、Twitterアカウント「(株)カラー 2号機」では、ガイナックスの設立当初に宮﨑駿監督から贈られた、手作りの御祝儀袋も紹介されました。
棄てられる前に庵野監督が保存しておいたものを、カラーのスタッフが額装したものだそうです。

