三鷹の森ジブリ美術館の新企画展示「『山脇百合子の仕事部屋』展 ~ごちゃごちゃから見えるもの~」が、2025年11月19日(水)から2027年5月まで開催されることが発表されました。
山脇さんは、児童文学作家の姉・中川李枝子さんとともに、1963年に絵本『ぐりとぐら』を発表し、姉妹で数々の児童文学を手がけてきました。
スタジオジブリでは、童話『いやいやえん』の中の1編『くじらとり』をはじめ、絵本の『たからさがし』『そらいろのたね』を原作にした短編アニメーション化してきました。
また、『いやいやえん』は宮﨑監督のオリジナル要素を交えた『崖の上のいやいやえん』というタイトルで映像化が検討されましたし、『ぐりとぐら』もジブリでアニメーション化を検討したことがあります。これらは、いずれも映像化は頓挫しましたが、宮﨑監督は中川さん・山脇さんから様々な影響を受けてきました。
11月から始まる展示では、高校生の頃から画業生活を送ったという山脇さんの仕事部屋を再現。山脇さんがどのように空想の世界を絵として表現してきたのか、その秘密に迫ります。
三鷹の森ジブリ美術館 新企画展示
「山脇百合子の仕事部屋」展 ~ごちゃごちゃから見えるもの~
会期:2025年11月19日(水)~2027年5月(予定)