アニメージュ関連本

「アニメージュとジブリ展」開催後から、月刊アニメージュのバックナンバーが絶賛高騰中となっております。

ジブリファンとしては、スタジオジブリ創設のルーツであるアニメージュを集めておきたいと思っている人は多いと思いますが、一冊数百円だったものが、今では数千円に値上がり、創刊号から集めていくには相当な金額を要することとなります。



そこで、今回オススメしたいのは、アニメージュを特集した書籍です。
バックナンバーを買い集めなくてとも、ある程度はその内容を知ることができます。

「アニメージュ」の誌面を飾った
宮崎駿 漫画映画の系譜1963-2001
デビュー作から「千と千尋の神隠し」まで

「アニメージュ」の誌面を飾った宮崎駿

まず、宮﨑駿・ジブリファンとして手に入れておきたいのは、こちらでしょうか。
宮﨑監督がアニメーターとして活躍しはじめた、デビュー作の『わんわん忠臣蔵』から紹介されています。

東映動画の初期作品から、Aプロ、テレコム、ズイヨー、日本アニメーションと時代を追って、スタジオジブリ作品の紹介へと続いていきます。

正直、アニメージュ誌面の抜粋記事は、虫眼鏡が無いと読めないような小さなものが多いですが、それでも貴重なものばかりなので、宮﨑ファンとして必読です。

≫Amazonで詳細を見る

BEST OF アニメージュ
アニメ20年史

『月刊アニメージュ』の特集記事で見る スタジオジブリの軌跡

こちらは、アニメージュ創刊号の1978年Vol.1から1998年Vol.241まで、カタログ的に紹介されています。

細かな内容を読むことはできませんが、20年分が紹介されているので、データベースとしてはとても優れていると思います。

本の後半には、スペシャルインタビューとして、押井守監督や、鈴木敏夫さんのインタビューも掲載。さらに、アニメージュの付録も紹介されているので、ジブリ関連のものを集めたい方は、こちらをチェックすると良いかもしれません。

≫Amazonで詳細を見る

『月刊アニメージュ』の特集記事で見る
スタジオジブリの軌跡

BEST OF アニメージュ アニメ20年史

こちらもジブリファンとしては、絶対に押さえておきたい一冊。ジブリ特集のアニメージュが紹介されていて、『風の谷のナウシカ』から『借りぐらしのアリエッティ』まで掲載されています。

1984年から2011年までのジブリ特集がまとまっているので、これ一冊持っていれば満足してしまう人もいるかもしれません。それくらい充実度の高い一冊です。

巻末には、アニメージュ掲載のスタジオジブリ関連記事がリスト化されています。

≫Amazonで詳細を見る

「アニメージュ」が見つめた
TMSアニメ50年の軌跡

「アニメージュ」が見つめた TMSアニメ50年の軌跡

こちらのアニメージュ特集は、トムス・エンタテインメントに焦点を当てたものです。

ジブリをピックアップした記事はありませんけど、宮﨑駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』や、『死の翼アルバトロス』『さらば愛しきルパンよ』など、宮﨑ルパンの特集が掲載されています。参加スタッフによる座談会など、当時の貴重な記事は必見です。

また、高畑勲監督作品の劇場版『じゃりン子チエ』も特集されているので、高畑・宮﨑ファンは買っておいて損はないと思います。

≫Amazonで詳細を見る