10代目・柳家小三治氏を特集した書籍「別冊太陽『十代目 柳家小三治』」が平凡社より、本日9月27日に発売されました。
巻頭企画「名人の顔」では、写真家の荒木経惟氏が小三氏を撮影。また南伸坊、松岡修造、柄本佑、小林聡美、スタジオジブリからは鈴木敏夫プロデューサーが、「わたしの好きな小三治の一席」というテーマの寄稿が掲載されています。
来年80歳を迎える柳家小三治氏は、現役落語家で唯一の人間国宝。書籍には「小三治に聞く142の質問」「小三治の逸品『わたしが大切にしているもの』」「九人の弟子が語る小三治の素顔」「五〇年を振り返る、小三治高座記録」といった企画や、古今亭文菊が聞き手を務めるロングインタビューが収録されます。
高畑勲監督は生前、柳家小三治氏のファンでジブリのスタッフに芸を見せるために、年に一度、三鷹のジブリ美術館に招いていたというエピソードがあります。
また、小三治氏は、高畑勲監督作品の『ホーホケキョ となりの山田くん』にも、声優として出演しています。
ジブリファンで、落語ファン必見の「別冊太陽『十代目 柳家小三治』」をぜひお手元に。
別冊太陽『十代目 柳家小三治』 鈴木敏夫 寄稿「わたしの好きな小三治の一席」 |