スタジオジブリの展示会「World of GHIBLI in China」が、中国上海市の高層ビル「上海環球金融中心」で始まりました。
スタジオジブリの作品が正式な形で中国大陸に進出するのは初めてのこと。中国にはジブリ作品のファンが多く、中国側の長年の働きかけにジブリ側も応じた形だ。
森ビルが手がけた上海を代表する高層ビルの94階で「天空之城 吉卜力的飞行梦想」展 天空之城 – 吉卜力的飛行夢想(天空の城 – ジブリの飛行夢想)が開催、4階では「吉卜力的艺术世界」展 龙猫上映30周年記念 – 吉卜力的芸術世界(「となりのトトロ」上映30周年記念 – ジブリのアートの世界)と、2カ所で10月7日まで開催。長さ約8メートルの飛行船や、285枚のイラストなどが公開されています。
展示会の開幕式で、スタジオジブリの星野康二会長は「2000年代に入ってから、年を経るごとに中国で作品への関心が高まっていることを強く実感してきた。三鷹の森ジブリ美術館にも中国から連日、多くの人が来ている。(展示会が)上海から中国全土に広がるスタートになることを願っている」とコメント。今後の中国各地での開催にも意欲を示しています。
「World of GHIBLI in China」
日程:2018年7月1日(日曜日)~10月7日(日曜日)
会場:上海環球金融中心