高畑勲監督の『となりの山田くん』と『かぐや姫の物語』でも声優を務めた、女優で日本舞踊家の朝丘雪路さんがアルツハイマー型認知症のため4月27日に亡くなっていたことが19日にわかりました。
高畑監督と同じ82歳でした。葬儀は故人の希望で家族葬で営まれたそうです。
朝丘さんは、4月5日に肺がんのため亡くなった高畑勲監督の作品『となりの山田くん』では、お母さん役・まつ子の声優を務め、『かぐや姫の物語』では、北の方(きたのかた)役で友情出演していました。北の方は石作皇子(いしつくりのみこ)の正妻で、オリジナルキャラクター。
『かぐや姫の物語』は5月18日に高畑監督の追悼として日本テレビ系で放送されており、その翌日の訃報となりました。