JR名古屋駅の地下街エスカにあるジブリグッズショップ「めっせ」が、今月15日で閉店することがわかりました。
同店は、1997年4月に、売り場面積10坪の1号店を名古屋市名東区の地下鉄、藤が丘駅前にオープンしました。東海地方では最古のジブリグッズショップで、20余年の歴史に幕を下ろすことになります。
開店当時は、東海地方に専門店は他になく、同年公開された宮崎駿監督の『もののけ姫』が大ヒットしたこともあって、ぬいぐるみなどのグッズは飛ぶように売れたといいます。翌年には、近くのビルに移転し、売り場面積を15坪に広げています。
2000年には同市守山区の大型商業施設内に移転し、売り場も30坪に拡大。現在の店舗は2008年4月にオープン。
一方で、ジブリグッズを扱う店舗の増加や通販業者の価格競争などによって、めっせの売り上げは落ち込んだといいます。リニア新幹線開通に伴う再開発の影響が地下街にも及ぶ可能性があり、移転十年となる節目での閉店が決まりました。
昨年は、名古屋駅に「どんぐり共和国」がオープンしたこともあり、その影響もあるのでしょう。今後の経営はネット通販の一本化となります。