宮崎駿監督の『紅の豚』に登場する飛行艇に似た水陸両用機を使った瀬戸内海の遊覧飛行が人気となっています。
運航する広島県尾道市の航空会社は、陸上と水面の両方で離着陸できる特性を生かし、この夏、島根と鳥取にまたがる中海周辺でも遊覧飛行を開始します。
その小回りの良さから、将来は山陰や四国などを結ぶ飛行も検討されています。
尾道市の「せとうちシープレインズ」社が運航し、1日4~6便、瀬戸内海に浮かぶ因島や生口島といった島々の周辺を約50分かけて遊覧飛行します。
真っ赤な機体は宮崎駿監督がカラーリングデザインを担当し、尾翼のロゴを鈴木敏夫プロデューサーがデザインしました。機体の愛称は「ラーラ・ロッサ(L’ala Rossa)」と名付けられ、イタリア語で「赤い翼」を意味します。