愛・地球博記念公園 サツキとメイの家スタジオジブリと愛知県が愛・地球博記念公園を「ジブリパーク」として整備する構想で、愛知県は2018年度、公園の自然環境の調査を拡充し、整備に向けた動きを加速。今春予定するパークの基本デザイン発表に先駆け、新年度当初予算案に調査費3000万円が盛り込まれました。



園内の自然環境を把握することは、アニメ作品を通じて生きものや自然への愛を描いてきたジブリの世界観をパークで再現するために欠かせず、2018年度は春季、夏季の環境を調べることになります。

また、駐車場の増設が必要かの検討にも乗り出します。現在は、園内3カ所で1800台強を収容可能となっていますが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2倍の3600台、東京ディズニーリゾートは10倍超の2万台分を確保しており、周辺道路とのアクセス面も含めて調査します。

ジブリと愛知県が合意した構想では、開業時に宮崎駿監督の『となりのトトロ』の世界を再現した「トトロのふるさと村」がオープン。その他のジブリ作品も順次、豊富な森林を生かしながら再現していきます。パークの完成像を連想できる基本デザインは今春、鈴木敏夫プロデューサーと大村知事の共同会見で公表されます。