宮崎駿監督が、日々清掃や手入れをしている雑木林「淵の森」の下草刈り会が21日に行なわれました。
この場所は、埼玉県所沢市と東京・東村山市にまたがる雑木林で、宮崎監督が『となりのトトロ』の構想を練った場所とされています。
この日は、地元の住民や宮崎監督のファンが大勢集まり、ささを刈り取ったり、蔓延ったツタを剥がしたりしました。
宮崎監督は「この雑木林を散歩する朝は、私の1日でも大事な時間です。雑木林とは長いつきあいになりますが、これからも難しく考えずにつきあいを続けていきたいです」と話していました。
東京から参加した女性は、「空気がおいしいし、いろいろな生き物がいるのでとても癒やされます。こうした自然がもっと増えればいいと思います」と話しました。