12月6日発売の、集英社『kotoba(コトバ) 2018年冬号』に、鈴木敏夫プロデューサーの寄稿が掲載されます。
雑誌『kotoba』は、毎号特集テーマを設け、さまざまな識者に論じてもらう言論誌。鈴木さんは、「宮本武蔵が日本映画に遺したもの」と題し、剣豪の宮本武蔵を語ります。
『kotoba(コトバ) 2018年 冬号』目次
特集「中世・近世史を読む」
古文書の発見、資料の新解釈、新しい論考……。
歴史は日々更新され、万巻の書が編まれていく。
数多くの時代小説や歴史ドラマも、大胆な脚色と演出の巧みさで
日本人の歴史への関心を高めるのに貢献してきた。
史実を追究する研究書から、史伝、歴史小説に至るまで、
日本史の本質に迫る浩瀚な書物の世界を紹介する。イントロダクション
山本博文 私をつくった5冊の歴史書I 私が選んだとっておきの歴史書
清水克行 未完に終わった日本史の名著
亀田俊和 観応の擾乱への道
出口治明 第一線のビジネスマンが教える歴史書の選び方、読み方
和田 竜 「史料を辿る旅」案内
山本一力 私の想像力を刺激した5冊
葉室 麟 わたしを時代小説家へと導いた本
冲方 丁 歴史との出会い
春風亭昇太 「城=天守閣」ではないことがわかる歴史書II 歴史の本質をつかむ
桜井英治 歴史に問いを投げかける5冊
川合 康 中世の始まりをより深く理解するための5冊
黒田日出男 岩佐又兵衛の「豊国祭礼図屏風」から歴史を読む
堀口茉純 彩り豊かな江戸庶民の暮らし
氏家幹人 江戸時代の性愛を知る5冊
千田嘉博 読むと城めぐりがしたくなる5冊
東郷 隆 甲冑と合戦の変遷
竹内 誠 巨大都市、江戸の起こり
竹村公太郎 地形から「関ヶ原の戦い」を読む
徳川家広 日本の大転換、関ヶ原の戦い以降の日本III 史実と創作のあいだ
清水克行 歴史家の眼で観る大河ドラマ
大石 学 史実とフィクションがせめぎ合う時代考証の現場
鈴木敏夫 宮本武蔵が日本映画に遺したもの特集をより深く読むための25冊
インタビュー
水谷竹秀 居場所を求めてバンコクへ向かった日本人たち
ヨシタケシンスケ 絵本作家ヨシタケシンスケの頭の中連載
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
池澤夏樹 理科のレッスン
浜 矩子 通貨という不思議
井手英策 新自由主義と僕たちの自由
三木義一 税のタブーを考える
高野秀行×清水克行 世界の名著とハードボイルド読書会
角幡唯介 冒険論
四方田犬彦 女王の肖像
松本 修 方言分布図でたどる日本の心
川添善行 空間を再考しよう
斎藤貴男 戦争経済大国への妄想ふたたび
若松英輔 いのちに火を灯すもの 佐藤初女
鹿島 茂 テンプル騎士団の遺産
久世番子 文豪カフェーめぐりKotoba倶楽部
[著者インタビュー]野矢茂樹 『大人のための国語ゼミ』
山口 進 人は何を食べてきたか
町山智浩 映画の台詞
kotoba(コトバ) 2018年 冬号 鈴木敏夫「宮本武蔵が日本映画に遺したもの」掲載 |