スタジオジブリで美術監督を務めた男鹿和雄さんが描く第五福竜丸の絵と、公募した子どもたちの絵60点を展示する建造70年記念企画イベントが、東京都立第五福竜丸展示館で行われました。
同イベントには、元乗組員の大石又七さんや、女優の吉永小百合さんも出席しました。
男鹿さんの絵は「森の第五福竜丸」と「海の第五福竜丸」など計5点を展示。『はだしのゲン』などのアニメ制作や、原爆詩の朗読を続ける吉永小百合さんの活動に協力する中、平和やいのちをテーマにした絵も描くようになったといいます。
セレモニーで男鹿さんは「第五福竜丸がなぜここにあるのか、核兵器とはどういうものか関心を持ってもらいたい」とあいさつ。吉永さんも駆けつけ、「核兵器が世界中からなくなる時代へ、私たちの力で一歩ずつ進めていきたいと思います」と話した。
第五福竜丸建造70年記念特別展
この船を描こう 森の福竜丸
男鹿和雄とこどもたちの絵
期間:2017年11月3日(祝・金)~2018年3月25日(日)
時間:9:00~16:00
休館:月曜日