宮崎駿監督の展覧会が12月に、モスクワのクレムリンに近いソリャンカ通り国立ギャラリーで開幕することが、同ギャラリーの広報部から発表されました。
展覧会の中心的なテーマには人間と自然の関係が挙げられており、そうした関係が、空気・水・土・火といった自然の元素を通じて表現されます。
展覧会のタイトルは「4+1. ハヤオ・ミヤザキから現代の日本のアーティストまで」。ソリャンカ通り国立ギャラリーは展覧会について「ロシアにおける日本年を目前に控え、ソリャンカ通り国立ギャラリーは宮崎氏の比類ないファンタスティックな世界を再現する」としており、ロシアの根強いアニメファンを喜ばせている。
ギャラリー側のアナウンスには「日本のアニメ芸術を紹介する、この展覧会の延長線上に日本の世界観の第5元素である『無』が解き明かされる」と書かれており、宮崎駿の世界を通して日本文化に迫る意気込みが表れています。
展覧会は12月14日から、ソリャンカ通り国立ギャラリーにて開幕します。