ジブリ旅 近藤勝也展

ジブリ旅7日目。ついに最終日となりました。この日も、朝早くから電車に乗って、新居浜で開催されている「近藤勝也展」に行きました。松山駅からは、だいたい2時間ほどで到着します。
「近藤勝也展」は、2012年にも新居浜市で開催されていて、今回で2度目となります。



今回のジブリ旅は、この「近藤勝也展」が開催されたことが切欠で行くことを決めました。

2012年に開催された「近藤勝也展」には行っていなくて、そのことを実は後悔しておりました。
もし、巡回したら、次は遠くても行こうと、ずっと考えていました。

ジブリ旅 近藤勝也展
そして、ようやく5年の時を経て、また同じ新居浜市で開催されることが決まったのです。
開催が発表されたときから、今回のジブリ旅を計画して、その計画通りにすべて進めることができました。電車が遅延でもしたらアウトだったんですけどね。運も良かったかもしれません。

ジブリ旅 近藤勝也展
新居浜駅には、あかがねミュージアムの開館時に合わせて、9時半頃に到着しました。
駅を出たら、もうそこは「近藤勝也展」の、のぼり旗がたくさん。近藤勝也さんは、新居浜で英雄のようです。否、わかりませんけど、そう感じました。

ジブリ旅 近藤勝也展
あかがねミュージアムは、新居浜駅から徒歩1分のところにあります。距離にして、100m程でしょうか。アクセスが抜群に良いですね。この日も真夏日だったので、炎天下を歩かずに済んだのは助かりました。

ジブリ旅 近藤勝也展
ガラス面に「近藤勝也展」のタイトルがでかでかとあります。ポニョの妹たちも、たくさん泳いでいます。隅っこには、ジジの姿も。

ジブリ旅 近藤勝也展
展示物は当然、写真撮影できないんですけど、内容はとても豊富です。近藤さんが手掛けた、本の装丁画もほとんどが展示されていました。『海がきこえる』の挿絵のラフ画まであったのが嬉しかったです。今までに見たことのない絵でした。
しかし、その絵が図録に収録されていなかったのはショックでした(笑)。

ジブリ旅 近藤勝也展
見たことがない絵といえば、近藤さんが学生時代に描いた、『未来少年コナン』などの絵も展示されていました。
30秒間だけテレビ画面を見つめ、その印象を描き写したイラスト等もあります。なんてレアなんでしょう。才能がある人は、やはり若いときから凄いですね。

ジブリ旅 近藤勝也展
素晴らしい展覧会だったんですけど、欲を言えば、近藤さんが手掛けた『海がきこえる』の挿絵をすべて展示してもらえたら嬉しかったです。
単行本や文庫本に収録されているのは、ほんの一部で、アニメージュ連載時にはもっとたくさん描かれているんですよね。
近藤勝也さんの個展であれば、『海がきこえる』をピックアップするのも良いと思うのですが。

ジブリ旅 近藤勝也展
グッズ売り場も、充実の品揃えです。入手困難とされている、人気のミニタイルや豆皿も販売されていました。
私は、図録とミニタイルだけ買っていきました。

ジブリ旅 近藤勝也展
第二展示室のシアターコーナーでは、近藤勝也さんの写真パネルの展示と、『山賊の娘ローニャ』の上映が行なわれています。本展覧会の設営の様子も、タイムラプスで流れていました。
第二展示室は、ちょっと離れていたので、気づかなかった人もいたんじゃないかな?

ジブリ旅 近藤勝也展
ミュージアムのカフェでは、「近藤勝也展」限定メニューも販売されました。
こちらは、「となりの森のパフェ」です。手づくりの小倉あんこと、コーヒーゼリーが乗っています。
『となりのトトロ』をイメージしたパフェだと思います。あま~い。

「近藤勝也展」には、2時間半ほど滞在して、帰りの電車に乗りました。ジブリ旅が終わってしまうということで、名残惜しかったですけど、かなり充実感は高かったです。

どんぐり共和国 大阪店
帰りは、大阪の「どんぐり共和国」にも寄って、京都で夕飯を食べて、名古屋からムーンライトながらに乗って、翌朝の5時に東京へと戻ってきました。
連日の疲れもあって、電車ではぐっすり眠ってしまい、目が覚めたら東京に着いていました。この数日間の、ジブリ旅の出来事が、まるで夢のような感覚でした。

ジブリ旅 東京駅
ほぼ予定通りに旅が進行できたのは、ほんとうに良かったです。時間的に余裕が無かったりで、どこかを諦めることも覚悟していましたけど、予定していたところはすべて見て回ることができました。

鞆の浦では、現地の皆さんのお陰で、予定よりもたくさんのジブリスポットを見ることができました。ありがとうございます。またお店にお伺いしたいです。それから、「近藤勝也展」公式アカウントの中の方も、旅の道中に何かと気にかけていただいて、ありがとうございました。念願の「近藤勝也展」を見に行けて、満足しています。

ではでは、ジブリ旅の記事は、これにて終わりです。