映画配給会社GKIDSが、スタジオポノックの第一回作品『メアリと魔女の花』の北米配給権を獲得したことを発表しました。
GKIDSは、これまで数多くのスタジオジブリ作品の北米配給を担当してきましたが、今作で初めてスタジオポノックとの契約を交わすことになりました。
また、英語吹き替え版のキャストも決定し、メアリ役をスティーヴン・スピルバーグ監督作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で映画デビューを飾った子役のルビー・バーンヒル、エンドア大学の校長のマダム・マンブルチューク役をオスカー女優のケイト・ウィンスレットが担当します。
既にアフレコは行なわれており、西村義明プロデューサーは「原作の国・イギリスで収録し、全編イギリス英語で吹き替えました。メアリは可憐で凛としていて、フラナガンとドクターは滑稽だったり。現地の吹き替えチームのアイディアで、北部、中部、南部、スコットランド地方など、イギリス各域のしゃべり方を採用し、人物たちの個性がさらに豊かになりました。でも、一番驚いたのは、マダム役の声。天海祐希さんとケイト・ウィンスレットさんの演技は、ぴったり、そっくりです。素晴らしいキャストの声と共にメアリの一夜の大冒険を、英語圏の方々にも楽しんでいただければ幸いです」と英語版の出来にも太鼓判を押しています。
尚、本作の北米公開は、今冬を予定していますが、まだ正確な日程は決まっていません。