野々市市出身で、金沢美大に通った米林宏昌監督が、『メアリと魔女の花』が7月8日に公開されるのを前に、県庁や野々市市役所を訪問し、知事らに映画の完成を報告しました。
米林監督は、出身地である野々市市のイベント等にイラストを寄贈するなど、地元との関わりも深く、石川県文化奨励賞を受賞しています。
米林監督は県庁で、ジブリから独立した経験を重ね、「ジブリは僕にとって一つの魔法だった。見てくれる人にとっても、何かを失った時、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる作品だと思う」と話し、知事は「教育の一環として、県内の親子みんなに見に行ってもらいたい」と語りました。
野々市市役所では、職員ら150人が玄関で米林監督を拍手で出迎え、同志の市長から「野々市の自慢。市民の皆さんが大きな期待を寄せています」と激励されました。