アメリカのニューヨークタイムズ誌が、「21世紀のベスト映画25本」という記事を掲載し、日本作品から宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』が、第2位にランクインしました。
昨年、BBCが選んだ同種のランキングでも、同作は4位に選ばれており、欧米で人気の作品となっています。
アニメーション特集でもなく、今世紀のすべての映画の中から選んだランキングで2位というのは、評価が高いですね。
ランキングは、アメリカで公開された年で表記しています。
21世紀のベスト映画25本
01.『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』2007年
(ポール・トーマス・アンダーソン/アメリカ)
02.『千と千尋の神隠し』2002年
(宮崎駿/日本)
03.『ミリオンダラー・ベイビー』2004年
(クリント・イーストウッド/アメリカ)
04.『罪の手ざわり』2013年
(ジャ・ジャンクー/中国、日本、フランス)
05.『ラザレスク氏の最期』2006年
(クリスティ・プイウ/ルーマニア)
06.『ヤンヤン 夏の想い出』2000年
(エドワード・ヤン/台湾、日本)
07.『インサイド・ヘッド』2015年
(ピート・ドクター、ロニー・デル・カルメン/アメリカ)
08.『6才のボクが、大人になるまで。』2014年
(リチャード・リンクレイター/アメリカ)
09.『夏時間の庭』2008年
(オリヴィエ・アサイヤス/フランス)
10.『ハート・ロッカー』2008年
(キャスリン・ビグロー/アメリカ)
11.『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』2013年
(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン/アメリカ、イギリス、フランス)
12.『禁じられた歌声』2014年
(アブデラマン・シサコ/モーリタニア、フランス)
13.『In Jackson Heights』2015年
(フレデリック・ワイズマン/フランス、アメリカ)
14.『ある子供』2005年
(ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ/ベルギー、フランス)
15.『ホワイト・マテリアル』2009年
(クレール・ドゥニ/フランス、カメルーン)
16.『ミュンヘン』2005年
(スティーヴン・スピルバーグ/フランス、カナダ、アメリカ)
17.『百年恋歌』2005年
(ホウ・シャオシェン/フランス、台湾)
18.『落穂拾い』2000年
(アニエス・ヴァルダ/フランス)
19.『マッドマックス 怒りのデス・ロード』2015年
(ジョージ・ミラー/豪州、アメリカ)
20.『ムーンライト』2016年
(バリー・ジェンキンズ/アメリカ)
21.『ウェンディ&ルーシー』2008年
(ケリー・ライヒャルト/アメリカ)
22.『アイム・ノット・ゼア』2007年
(トッド・ヘインズ/アメリカ、ドイツ、カナダ)
23.『Silent Light』
(カルロス・レイガダス/スペイン、フランス、オランダ、ドイツ)
24.『エターナル・サンシャイン』2004年
(ミシェル・ゴンドリー/アメリカ)
25.『40歳の童貞男』2005年
(ジャド・アパトー/アメリカ)