メアリと魔女の花 トークイベント米林宏昌監督の最新作『メアリと魔女の花』の公開を記念したスペシャルトークイベントが六本木で開催されました。
西村義明プロデューサーは、宮崎駿監督、鈴木敏夫プロデューサー、高畑勲監督に完成報告に行ったことを明かし、「宮崎さんは見てくれなかった。『俺は見ない』と。でも『よく頑張った』とねぎらいの言葉はもらった」と話ました。



西村プロデューサーは「制作スケジュールが遅れに遅れていたものですから、宮崎監督が『本当にできるのか、どうなのか』と心配してくださった」と明かし、鈴木プロデューサーからは、「よく頑張った。ジブリの呪縛から解き放たれると、お前らもこういう映画を作るのか。素直にのびのびといい作品を作るね」とねぎらわれたといいます。

高畑勲監督は「そもそもファンタジー映画が嫌い」ということから、観てもらうのが大変だったものの、「好感の持てる映画です」と好評だったと言い、西村プロデューサーは「『ただ私が好感を持つということは、この映画の成功は危ういんじゃないか』と言っていましたけど」と観客を笑わせました。

『メアリと魔女の花』は、7月8日に全国劇場公開されます。