『借りぐらしのアリエッティ』のロケ地となった、小金井市にある「野川」と「はけの小路」に行ってきました。
野川には2011年にも来ていて、記事にしているんですけども、そのときはロケ場所となった正確な場所を撮影しておりませんでした。記事にも、そのように書いてあります。
そのため、たくさんの方から、映画に登場した橋は「天神橋」だよ、と教えていただいたので、改めてロケ地を見に行ってきました。教えてくれた皆さん、ありがとうございます。
このサイトでは、聖地巡礼といわれるロケ地巡りの記事をあまり上げてないので、興味が無いと思われているかもしれませんが、ロケ地を見るのはわりと好きなほうです。
十数年前には、『海がきこえる』のロケ地巡りで高知に行ってますし、聖地巡礼の代名詞となった『耳をすませば』のロケ地も、公開してまだ数年のころに行っています。
実際に参考にされた場所を見るのは大好きなんですが、私はその場の雰囲気がわかると満足してしまう人間でして、映画と同じ画角で撮影してやろう、という気概の欠けた人間なのです。不真面目なジュンレイシャーでごめんなさいね。
ということで、今回はせっかく教えていただいたので、『借りぐらしのアリエッティ』のロケ地巡りをしてきました。できるだけ、映画と同じアングルの撮影を意識しました。
天神橋
こちらが、映画のオープニングで翔くんが貞子さんの車で通った橋です。
映画と同じように赤いですね。ちょっと、わかりづらいかな。
映画では、あまり木が茂っていないので、赤い橋が目立っています。そっくりに描いていますね。
天神橋を渡った先は、こんな感じ。
うーん、ここはちょっと違うか。参考にはしていないようです。
はけの小路
はけの小路は、映画の終盤でアリエッティの家族がヤカンに乗って船出をするシーンの参考にされています。
この竹垣は、アリエッティと翔くんがお別れの挨拶をしたところで参考にしたんでしょうか。
竹垣はそっくりですけど、背景は全然違いますね。
アリエッティたちは、この岩場からヤカン船に乗りました。
映画では、川の流れが強かったですけど、実際はサラサラとゆるやかに流れていました。
そして、はけの小路からヤカン船は、天神橋の下に流れ出てきます。
ここもそっくりです。けど、このときは川の水が少なかったです。
映画では、鉄格子が一本折れています。ここからヤカン船は流れ出ました。
新たな冒険を予感させる、最後のシーン。ここをヤカン船は進んで行きました。
川にもう少し水があったら、かなり近かったと思います。
野川には、こんな景色がたくさんあります。
近くの野川公園には、整備された広場や、バーベキュー広場などもあります。
皆さんも、『借りぐらしのアリエッティ』の世界に浸れる、小金井市の野川に遊びに行ってみてはいかがでしょう。
比較用の映画の画像はすべて、徳間書店から発売されている「THE ART OF Kari-gurashi(借りぐらしのアリエッティ)」からの引用です。こちらも、皆さん、是非買ってみてください。背景美術や、イメージボードがたくさん掲載されています。
ジ・アート・オブ 借りぐらしのアリエッティ 『借りぐらしのアリエッティ』の舞台を作り出した背景美術の集大成。イメージボード、美術ボードを100点以上収録されています。 |