出雲崎町は、江戸時代後期に活躍した僧侶・良寛について紹介するアニメ『天上大風』を制作しました。
監督は、スタジオジブリで美術監督として活躍した山本二三さんが務めています。良寛が暮らした五合庵などが、ジブリ作品に登場する背景画のタッチで描かれています。
作品は約3分30秒のショートムービー。現代の出雲崎で少女が良寛に出会い、その人柄を知っていくストーリーとのこと。出雲崎町の「良寛記念館」などで上映し、町のPRに活用されます。
生家跡地とされる「良寛堂」や記念館がある同町には、多くのファンが訪れるものの大半が中高年のため、同町はアニメーションで若者への発信を狙ったといいます。山本二三さんは、以前から良寛に関心を持っていたことから、同作の監督就任が決まりました。
5月14日には、完成披露上映会と山本二三監督のトークショーが、道の駅「越後出雲崎天領の里」で開催されます。先着130名までとのこと。