鈴木敏夫プロデューサーが、26日発売の「週刊文春」のインタビューで、『君の名は。』の公開前に東宝の宣伝部長に請われ映画を観たことを明かし、「“あの世”という言葉が何度も効果的に使われていて、新海誠さんは宮崎駿のファンなんだと直感しました」とコメントしました。
また、『千と千尋の神隠し』と同じように、“少女が異世界に迷い込む”といったストーリーであることについて、「いつか誰かが作る予感はあった」と指摘し、これについては宮崎駿監督も「そうだよねぇ。俺はやらないけど、やっぱりそっちいくよねぇ」と手を叩いたそうだが、鈴木氏は「芝居をするキャラクター、セリフ、音楽がどれも背景を際立たせるように作ってある。吸い込まれそうな高い秋の空が特に印象的でしたね」と、『君の名は。』の感想を口にしています。