映画芸術科学アカデミーにて、「第89回アカデミー賞」のノミネート発表が行われ、スタジオジブリ作品の『レッドタートル ある島の物語』が、「長編アニメーション賞」にノミネートされたことが分かりました。
昨年話題となった、新海誠監督の『君の名は。』は惜しくも落選となっています。
スタジオジブリ作品がノミネートされるのは、第86回の宮崎駿監督『風立ちぬ』、第87回の高畑勲監督の『かぐや姫の物語』、第88回の米林宏昌監督『思い出のマーニー』に続いて、今回の『レッドタートル ある島の物語』と、ジブリの作品が4年連続でノミネーションされています。
鈴木敏夫プロデューサーは、「外国人を起用して作った初のジブリ作品がノミネートされてものすごくうれしいです」とコメント。
マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督は、「ノミネートされたことをうれしく思います! 多くの献身と情熱をもってこの作品を作った私達すべてにとって、素晴らしい名誉です」とコメントを寄せています。
『レッドタートル ある島の物語』と同じく長編アニメ映画賞にノミネートされた作品は、『ズートピア』『モアナと伝説の海』『Kubo and the Two Strings』『 My Life as a Zucchini』。
同賞は、ここ3年連続で、『アナと雪の女王』、『ベイマックス』、『インサイド・ヘッド』と、ディズニーとピクサー作品が受賞しています。今年は、ディズニーが2本ノミネートされており、最大のライバルとなりそうです。