期せずしてと言いますか、図らずもと申しますか、2017年になりました。あけましておめでとうございます。
昨年は、年明けから、米林宏昌監督と西村義明プロデューサーの新作発表を、今か今かと待ち構えていましたら、12月になってしまったので、ほぼ1年間構えっぱなしだったようです。
スタジオポノックの第一回長編アニメーション作品『メアリと魔女の花』は、2017年夏に公開です。なにしろ、スタジオジブリの遺伝子を引き継ぐと宣言し、堂々の船出をするのですから、注目せずにはいられません。今後どのように展開していくのか定かではありませんが、全力応援していきたいと思います。とにかく、初めての長編作品ですからね。これでコケたら、次は無くなってしまうかもしれません。シビアな世界です。
『君の名は。』の公開から過熱していった、アニメーションへの注目が、今年も続くと良いんですけどね。
それから、2016年中に発表されると思った、宮崎吾朗監督と川上量生プロデューサーの新作情報は、解禁されませんでした。東南アジア推しの鈴木さんの推薦で、初めて海外でアニメーションを作ろうとしているという情報だけは出ていましたが、難航しているのでしょうか。
その代わり、と言いますか、それこそ、思いもよらぬ宮崎駿監督の長編企画が立ち上がるという、サプライズがありました。けど、こちらの企画は進行していくのか、まだわからないような雰囲気を鈴木さんが醸し出しているのが気になるところです。鈴木さんも、製作費を集めることに疲れたのでしょうか。クラウドファンディングで集めたら、もの凄い金額になりそうな気もしますが。
それはさておき、今年は宮崎監督の短編『毛虫のボロ』と、米林監督の『メアリと魔女の花』は間違いなく公開されるでしょうし、楽しみはまだまだ尽きません。
それでは、本年も、当サイトをどうぞ、よろしくお願いいたします。